「いろいろな石鹸を試してニキビケアをしているのに、症状が改善するどころから逆に悪化してニキビが増えた」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。ニキビを改善するためには、もちろん肌の表面についた不必要な汚れは落として清潔さを保つことが大切ですが、肌質に合わない石鹸や正しい石鹸の使い方ができていないだけで石鹸の効果を半減させてしまう恐れがあります。
治ったと思ったのにまた新しいニキビがでてくるのが大人ニキビです。そのため、一時的にニキビの症状が改善されたからといっても油断は禁物です。
今回は、肌の状態を悪化させないように注意したい「ニキビ用石鹸の使い方で気をつけたいこと」や、ニキビの症状を改善し美肌へ導くためのおすすめ「ニキビ用石鹸」についてご紹介します。
その使い方が原因かも?ニキビ用石鹸の使い方で気をつけたいこと
「石鹸は泡を立てて、気になるところをしっかり洗えば良いのでは?」と思ってしまいがちですが、それだけではニキビ用石鹸の効果が発揮されず、逆に肌の状態が悪化する恐れがあるので注意が必要です。
洗顔は毎日行う日課ですが、どれだけ良い石鹸を使っていても思ったよりも効果が現れないというときには「ニキビ用石鹸の間違った使い方」をしている可能性があります。
以下は、ニキビ用石鹸の効果を半減させる原因にもなる「間違った使い方」に関する例についてまとめています。
◎洗顔前にはしっかり手洗いをしていますか?
ニキビ用石鹸の効果を半減させる原因の一つが、「洗顔前の手洗い」です。石鹸を泡立てるときに水を使うため、少し手に水を浸けただけで綺麗になったと錯覚してしまいがちですが実際はそれだけでは不十分だといえます。
肌に直接触れる手の表面が汚れていれば、いくら効果の高いニキビ用石鹸を使っていても意味がありません。そのため、洗顔前には手を水で洗うだけではなく、手の表面についた汚れや雑菌などを、同じく石鹸を使って綺麗に落としておきましょう。
◎ちょっとの泡では肌を傷つけやすい?
朝の忙しい時間には、「石鹸を手にとって、少し泡立てたところで洗顔をして終わり」という方も少なくないでしょう。ただ、石鹸を肌につけて洗っているからと満足してしまってはいけません。このような洗顔の仕方が原因で、ニキビ肌にさらにダメージを与えてしまっている可能性があるためです。
その理由は、やはり「石鹸の泡立て不足」です。特に、シンプルな天然素材だけで作られた無添加石鹸は、手だけで泡立てようとしても上手く泡立てることができません。そして、少ない泡で肌を洗ってしまうと、泡の量が少ないために手の表面が顔や身体の皮膚に直接触れてしまい、その衝撃や摩擦が原因で肌に傷がつきやすくなるのです。
そのため、ニキビケアのために無添加石鹸を使うのであれば、必ず泡立て用のネットに入れて両手いっぱいに収まるくらいのフワフワの泡を作ったうえで洗顔をするようにしましょう。そして、手で肌を洗うというよりは、泡を使ってやさしく包み込むといった意識で洗うのが理想です。
◎ゴシゴシ洗いは肌への刺激が強い
ニキビが顔に発生すると目立ってしまうため、どうにか症状を改善させたいとスキンケアにはより慎重になります。しかし、実際のニキビは顔だけでなく、汚れが溜まりやすく目に留まりにくい背中や胸のあたりに発生しています。背中や胸のニキビは顔に比べて服を着れば人の目に留まることがないため、ケアが後回しにされてしまうことがありますが、少し気をつけただけでもニキビ用石鹸の効果をより多く引き出すことができます。
たとえば、背中ニキビが気になっている方は「ゴシゴシ洗いは厳禁」です。せっかく泡立てたニキビ用石鹸を使っていても、スポンジで肌を傷つけてしまうような洗い方では逆効果だからです。汗が溜まりやすいからと力を込めてしまいがちですが、これでは外気から肌を守るために必要な皮脂まで洗い流してしまう恐れがあるためです。
このことからも、ニキビ用石鹸を使ってニキビを改善、またはニキビの発生を予防するためには、洗顔するときと同じく多めに泡を作り、肌を包み込むようにやさしく洗い上げることが大切です。
◎生え際のすすぎ不足に注意
ニキビ肌の方のためのニキビ用石鹸を使っているのに、その効果が感じられないというときには
「石鹸のすすぎ不足」が原因かもしれません。洗顔をしたときにすすぎ不足により石鹸の泡が肌に残ってしまうと、それが原因で肌へ大きな負担をかけてしまいます。
髪の毛の生え際やあご周りなどは石鹸のすすぎ不足が多く、ニキビが発生しやすいと言われています。そのため、適温のお湯を使って丁寧に洗い流すことに意識することが大事になります。
◎熱いお湯で顔や身体を洗っていませんか?
冬の寒い時期には、洗顔をしたり、シャワーをしたりするのも億劫になりますよね。しかし、だからといって「熱いお湯で顔や身体を洗うこと」は肌荒れを引き起こす原因にもなるため気をつけましょう。
「熱いお湯のほうが石鹸の泡立ちも良さそうだし、毛穴が開いてすすぎ洗いをするときにも汚れがしっかり落ちそう」といったイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、その高温のお湯が刺激となり肌に大きなダメージを与えてしまっているのです。
肌に大きな刺激が加わり必要以上に皮脂が取り除かれてしまうと、本来肌を守るはずのバリア機能が損なわれてしまうため、ニキビの症状が和らぐどころか悪化してしまう恐れがあります。そのため、ニキビの症状でお悩みの方はとくに、ニキビ用石鹸を使って顔や身体を洗うときには熱過ぎず冷た過ぎない適温のお湯を使うようにしましょう。
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